Interview & Column: インタビューとコラム

お母さんの手は魔法の手

千葉 由美(ちば ゆみ)福島県いわき市在住

自ら育てた植物で薬やコスメ、料理、クラフトを作る
植物の持つ力を生活に取りいれ自然治癒力にはたらきかける。
科学薬品に頼らない生活を提案

震災以降は仕事を全てストップさせ放射能から子供を守るための活動に従事

○ 子どもたちを放射能から守るネットワーク [測定班] http://kofdomofukushima.at.webry.info/
○ いわきの子供を守るネットワーク [サブリーダー] http://wa-f.com/
○ 測ってみっぺ!いわき [いわきの叶姉妹の美香さん]http://maeveherb.jugem.jp/?eid=1

ちちんぷいぷいな時間を

子供がどこかが痛いと訴える時、『何か不安なことがあるのかな?』と、まずは心に目を向ける。『どれどれ~』と言いながら膝にのせ、痛いところに手を当てながらそっと顔を覗き込む。お母さんの気持ちが自分に向いていることを確認し安心するのか、しばらくすると『もういい』と言って膝から降りていくというパターンがほとんどです。

今回、地球がもう終わるんじゃないかと思うような長くて大きな地震を経験した子供たち。大人でさえ恐怖心が今でも残っているのだから、子供たちに与えた影響はどれほどのものだったのか・・・。うちの娘は一人でトイレに行くことができなくなりました。

『今までとは違うんだから』この言葉に含まれる意味を思うと切なくなるのです。

子供の心のケアが大切とカウンセラーの必要性を訴える声を聞きますが、まずは一番身近な存在であるお母さんが、しっかりと寄り添い安心させてあげることが大事なのではないかと思います。

家事や仕事、雑用に追われ、なかなかじっくりと向き合うことができていないと反省の日々ではありますが、4年生になっても添い寝を求める娘は、寝入る瞬間に私の手を掴んで、自分の顔に当てたり胸に当てたり、甘えて甘えて、とにかく母の手を欲しがります。

そんな時間もあとわずかのこと。上の子たちの親離れを思えば寂しくもありますが、末っ子のこの子は朝起こしに行くと両手を広げ抱っこの要求。私と大して変わらない、大きくなった体を抱き上げリビングまで連れて行く。これが毎日の朝の日課となっています。

眠い時はお腹をポンポンと。痛い時はあったかくなるまでじっくりと。
お母さんの手は魔法の手。大丈夫だよと、しっかりと伝えるためにも、
今は魔法の手がフル稼働の時なのです。

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東日本大震災・福島第一原発事故と向き合い、生きていく。FUKUSHIMA発ウェブサイト